ドクダミ系つぶやき日記

くすぶりながら転がりながら日々の思う事を。

妻という事

妻というポジション。妻である、というポジション。

 

ある程度月日を重ねていくと、男女の関係は友情のようなきょうだいのような、会わなくてもやきもきしたりしない距離感になっていく。

二人の間にある情、は水みたいに器が変われば形も変わって、途中乾いたりこぼれたり

月日が長くなる分だけそのあり方は変化していく。

 

人の生き方と一緒で夫婦のあり方もいろいろ。

 

ぶつかるときもある。

怒りを相手にぶつけても、コントロールできない、と分かったのはいつだったかな。

相手を受け入れる姿勢を見せないと怒りでは状況を変えることはできない。

頭にきたら、すぐぶつけない。文章にする。沈黙は弱さではない。

グレーの状態であることに不安を感じない。不公平で理不尽でも、気持ち次第では

どうにかなったりする。

 

ある一定の信用があれば、始終一緒にいることもなくてもいい。

すべてを正直に話す事が正当だとも思わないし、相手が望めば話を聞く。こちらも話しをする。相手を理解しようとする態度、(本当に理解などできないのだから)共通の目的があれば多分、うまくいく。

 

浮気に激怒したり、権利を主張したり。そういう事のために妻でいるわけではないでしょう?

 

妻というポジションにはすっかり興味がないのだけれども、誰かの大事な理解者、っていうのはなんだかとても価値のある事のような気がする。