12月という語感とか
12月。
冬に向かうにつれて寒いのが苦手なのでなんとなく、バイオリズムが落ちる気がする。
ああ、もう今年も終わりですね、っていう挨拶のなんかさみしい語感も好きじゃない。
春の終わりから夏に向かう季節が懐かしいなあ、って思う。
なんのかんのと1年を振り返ったりしてみるけど、今年は感情の起伏が激しかった年ではなかった。いい意味で。自分の足りないものを他人の中みつけようとするのもいかん、と思ったし、負の感情はむき出しでぶつけてはいけない、加工してダイジェストしてから、そうでないととんでもなく下品になってしまう、と気をつけるようになった。
とはいえ、まだまだ動揺することは日々あるし、謙虚さをなくすこともしょっちゅうだけど、自分への満足感は高くなった。飢餓感が抜けた、というか。
エゴがむき出しの人。
自分の都合や主張に引き込もうとする人。相手から搾取することをなんとも思わない人。自分を受け入れてくれないとわかると怒りだす人。こういう人に振り回されないように。自分がそうなってもいけない。
去年の自分がとても遠く感じる。何があったわけでもないのに。
年齢を重ねるということはこういうことなのかしら。
何かを変えようとするより、自分への満足度を変える方が物事は変化するんだな。