ドクダミ系つぶやき日記

くすぶりながら転がりながら日々の思う事を。

渋谷

私は都会の生まれではないのだけど、子供のころによく渋谷に連れてこられたのを

覚えている。今は移転してしまった五島プラネタリウムは父が好きな場所で、滅多に

日本にいなかったのだけど、帰国した際には親子で行った。私は全く父が好きではなかったし、親子で出かけたくもなかったのに一緒にいったのは渋谷という街の感じと

プラネタリウムの非日常が好きだったからだと思う。

今、プラネタリウムは移転してしまっているけれど残っていて会社の窓からその天井が見えるのがうれしい。

 

(五島プラネタリウムへ行くのにエスカレーターを上りながらみたあの広告が、のちにフットルースケビン・ベーコンだったというのがわかってなぜか妙な気持になった)

 

今でも渋谷は時々行くのだけど、その変わり方は着実で毎回行く度に出入口に迷う。ビルも解体やクローズが進んであの南口の裏さびれた感じもいつかは一新されてしまうんだな、と思うと寂しい感じがする。

 

私は本当に変化に弱くていけない。

子供のころに見た渋谷はもうあらかた変わってしまっている。私自身、相当歳を食っているし、そら街並みも変わって当然。

いろんな事は全部変化していくのだから。