愛は証明されたんでしたっけ?
「ぼくは愛を証明しようと思う。」
週刊金融日記、藤沢数希の恋愛工学がついに本になったのね・・・とどこか怖いものみたさで読みました。
恋愛工学とは、どれだけ最短距離で確実に多くの女性と関係を持てるか、のハウツーみたいなもの、っていえばいいのかしら。
非モテコミット、フレンドシップ戦略、友達フォルダ、ヒットレシオ、タイムコンストレイントメソッド、スタティスティカル・アービトラージ戦略、セックストリガー、ACSモデル・・・
恋愛工学用語、面白い!
いかに女性の警戒心を解いてコンプレックスに訴えかけて、相手に選択肢があるようにみせかけ・・・コントロールの主導は実はこちら側、みたいな心理作戦はなるほどなあ、と思うし、何でもない会話をしながらも実は計算されていて、初めから回答が導き出されるように仕組まれていたりとか。・・・へえ、って素直に関心。
女性の心理をよく見抜いていると思った。
これは、男性は一度読んだ方がいいのかも。
ザ・技術。数多くセックスするための技術。
モテることを目的としたいならその技術を習得するのは別に悪い事じゃない。それはテニスやゴルフがうまくなりたい、って思うのと同じ心理じゃないかと思う。
恋愛だのあーだのこーだのいっても、男性性って数多くメスと交尾したい、という本能には逆らえない生き物なのだなあ。
私の彼は浮気なんて絶対しない、私だけを愛しているの!っていう脳内お花畑の自称女子力高い人は現実を知るために、穴に竿さすまでの恋愛ゲームがしたい男性は効率上げるために必読。
女性だってルールズだの小悪魔本だのあるわけで、どっちもどっちだな。
で、結局お互いばかしあって何がしたいんだっけ?