ドクダミ系つぶやき日記

くすぶりながら転がりながら日々の思う事を。

距離と時間と

他人との距離の置き方というのは誰から教えてもらうものなんだろう。

一番身近にいる母親からだろうか。母親のコミュニケーション能力というのが

子供に影響するのは間違いない。でもそれだけではないな。

 

流れている時間というのも人それぞれで、今か今かと待っていれば長く感じるし

気にもかけない程度ならあっという間に過ぎていくもの。

いやだなあ、と思うのは「なぜ会えないのか」を問い詰めてくる人。会いたくないから

会わないのだし、自分の都合を私に投げて受け止めてくれることをいつもいつも期待されるのはごめんだ。時間の都合をつけないのは、忙しい最中にそこに労力をかけたくないからだ。会わない理由を聞き出して、それがなんになるというのだろう。

仕事や家庭の事情で身動きできないこともあるし、流れている時間は皆同じだが、体感している時間の長さは皆それぞれだ。

とはいえ、逆の場合もある。

こちらは会いたいなあ、と思って連絡しても今月は厳しい、と無下にされてしまうと

えー、そっちから飲みに行こう、っていってたのに?と思わず問い詰めてしまいそうになる。

自分が問い詰められたときのなんともいえない窮屈感を知っているので、「忙しかったら無理しないで」などと心の中とは真逆のことを伝えたりする。

また、会いたいなあ、と思ってもらうにはそういうしかない。そして、なんとなく連絡を待ってしまう。待つのは嫌いではないけど、気持ちが消耗する。

 

私は人との距離を詰めるのが苦手だし、議論もあまり得意ではない。ちょうどよい距離感を作りだすのに時間がかかる。受け身になってしまう部分もあり、改善したいという

思いから空回りしてしまうこともしょっちゅうだ。

 

気負いせず距離感が掴めるようになるのは一体いくつになったらできるんだろう。

この年ではもう絶望的なのかしら。