ドクダミ系つぶやき日記

くすぶりながら転がりながら日々の思う事を。

恋愛と加齢と迷走と

恋愛適齢期をとっくに過ぎているのか、元々私はあまり恋愛に対してボルテージが高くなく、かといって興味がないわけでもなく彼氏がいなかったわけでもない。

逆に彼氏のいなかった時期は20歳くらいからはほぼないのだが、それはモテるとかということでは全くなくて、おんなじ人としつこく地味~・・・・・に付き合っているからで。数年ぶりに会った同級生に「え?まだあの人と付き合ってるんだ?」って軽く驚かれたり。他に探すのが面倒だし、モテる隙もないのでどこか惰性だったりする部分もあるけど、とにかく一度好きになるどずーっとおんなじ人が好きなんだよな・・・。2年くらいで彼氏とか代わるのふつうじゃない?といわれると、自分の恋愛回数の少なさがなにか欠けているような気にさえなってしまう。

 

20代の頃は好きな人とただデートするのが楽しい、みたいなのはあったけど結婚出産離婚だとかを過ぎると恋愛というのは性欲だな?とか妙な心持に達してしまい、好きだからその人と寝たいのか寝たいから好きなのか・・・・訳が分からなくなってきてしまった。(こんな歳で男子高校生のような迷走ぶり、まだ高校生のが救いがあるって話です。)

男女の関係になったからといって好きになるとも限らないし、歳をとればとるほど自分の性欲と感情の絡まり具合がよくわからない。

一度ヤったから付き合う事をコミットするなど恐ろしくてできないとすら思うし、付き合う事を約束してから事をイタす、というのも恐ろしい。若い時分にはそういうことがふつうなのだ、と思っていた感覚から随分変化したものだと思う。

あ、これが歳をとるっていうことなのか・・・

通り過ぎた後に見える事

2月後半から仕事で試練があって、どうにもこうにも自分の思いをアウトプットする、ということができなかった。

社会にでてもう20年弱になるけれど、その中でも最も自分の仕事のやり方や考え方を食事も取れないくらい真剣に反省した。私が今やってる仕事はある種独立しているので、よくいえば自分の采配でいかようにも数字が動くし、逆に手を抜けばぬるい数字がでてしまう。

ただ、なんでもかんでも一生懸命というのはこの年になって、この経験数ではいただけない。それをやって評価してくれ、というのは20代までだろうし、40にもなった私がそれをやっていては全くダメな社員だろう。

優先順位、と押さえておかなくてはいけない所、それを感じ取れるセンスがないといけないのだけども・・・

どうも独りよがりに判断してしまったり・・があって、果たしてこれでよかったのだろうかと思う事は多々ある。判断力の弱さ、見通し、俯瞰できる賢さ。私に欠けてている点だ。

 

今、やっとそのうねりのような気持ちを抜けて、通り抜けた仕事のヤマとどうしようもなく落ち着かなかった気持ちが客観的に見えるかな?というところまできた。

その渦中にいる時は手が震えたり、夜寝れなかったり、食事ができなかったり、ぼんやりしたり・・・等どうしようもなく不安だった。どこか失恋直後に似てるな、とか思ったりしていた。

失恋と違うのは対相手ではなく、今回私の場合は自分の仕事の在り方で自分を律しない限りは前に進めないということ。

 

仕事をする大人として、どうかまだ成長できますように。

 

 

ロードオブウォー

ニコラス・ケイジ主演のロードオブウォーを観ました。

ずっと見たかったんだけども、ついつい機会を逃して10年目にして

やっとみれた、っていうえらく長い片思いをしていたような気分です。

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武器商人ビクトル・ボウトがモデルだといわれるこの映画。

興味深い。本当に。ビクトル・ボウトは2004年に逮捕されたようですが、

彼のいたポジジョンは誰かが埋めているはずだし、このご時世もあり

ビクトルが逮捕されても世界は変わらない、この現実。

戦争の裏にはこういう事もあるのか、と。

 

 

話は少しズレますが。

 

日本といういう国は武器輸出三原則があって、

1共産圏には輸出しない
国連決議にて武器輸出が禁止された国・地域へは輸出しない
3国際紛争の当事国、またはそのおそれがある国・地域へは輸出しない

・・・・ってなことになってる。でもって、日本では戦争が今のところないのもあってすぐそこにある世界ではないような気がしてしまうのですが。

(この武器輸出三原則については本を読んでいるのですが、自分の専門分野と全く違うのでちいとも頭に入ってきません。私の頭が悪いだけなんだけど!)

この武器商人、死の商人が暗躍しているのが事実。核の闇マーケットも近くで動いているのだろうし、北朝鮮あたりは日本より数段進んでいるんでしょう?

こうやって日本が平和なフリをしていられるのはいつまでなんだろう、って怖くなります。武装することに賛成ではないけれども、武器を輸出しないということは、開発をしない、ということ。有事があった時には時代遅れの防衛しかできないかもしれない、ということですよね。

 

 

この映画、見ておいてよかったと思う。

 

 

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映画のモデルになったビクトル・ボウト

 

 

ぷんすか

アナと雪のなんとかでそこいらじゅうで「れりごー、れりごー」・・・

もう、いい加減飽きました。嫌いじゃなかったのに、嫌いになりそうです。

 

ディズニーは偉大です。ディズニーが悪いわけじゃない。ディズニーランドが悪いわけでもない。

 

私が苦手なのはディズニーのぬいぐるみやらであふれた賃貸マンションの出窓とか、ディズニーランドのパレードやアトラクションを綿密なスケジュールを立てて回ったりする事を私に強要する大人です。

ディズニー嫌いな人なんていない、とか思わないように。

 

ほっといてくれい!

 

 

リッチなのかプアなのか

クリスマスに電飾を競う住宅の一角がある。

実家近くの新興の住宅地。

でんこに怒られそうなピカピカとケバケバしいイルミネーション。

こういうデコレーションを見ても大した感動のない私は母に「あんたは生活をリッチにできない女だわね」と有り難くないお小言をいただいたりする。(母さん、貴殿の子ですから)


☆☆

昨年、雪がたくさん降った。びっくりするくらい。こんなに東京で雪が降るのを見るのは久しぶり、っていうくらい積もった。

雪かきが大変で、近所中で協力して駐車場やらの除雪をした。

この雪かきというのは妙なことに住んでいる人の人間性をはっきりさせる。きちんとしている人、雪の後の凍った路面が危険な事を考えられる人は雪が凍る前に作業を終わらせている。


クリスマス電飾に凝った住宅地周辺は雪が凍る翌日の朝になっても除雪していなかった。そこだけが異様に浮いていた。

クリスマスのイルミネーションにこだわる気持ちはあっても、雪かきする気遣いはないわけだ。

なーんともいえない残念な気持ちになる。


母にいわせると、「見栄ばっかりの下衆の集団。怪我すればいいのよ」。身も蓋もない。あれ、さっきまで私を非難してたじゃないですか、母さん。

電飾くらいで生活がリッチになったつもりでも、中身がプアじゃだめじゃんか?

今年も雪が降ったとしても、あの住宅の一角はゲスアワーなんだろな。



れんげ

ファミレスで一人メシは孤独か

年末にファミレスで1人で鍋を注文して食べているおじいちゃんをみて、胸がせつなくなった


....という投稿を目にした。


実際には1人暮らしで孤独な老人なのかもしれない。


でも、年末年始に心ない厄介な自分の息子娘やら、うるさい孫や親戚やらから逃亡して、やっと心落ち着いて鍋を食べてたかもしれない。単に1人のが気楽、っていうタイプは結構いると思う。


ファミレスで一人メシは孤独なのか?


せつなく感じるのはそういう風に解釈する側の状況だろう。

自分の親や祖父母に不義理をしている罪悪感。その人の心情がそこにでている。


私がもし、年配の方が一人でファミレスで食事をしているのを見かけたとしてもせつなくは感じないのは、私が1人で食事をするのに抵抗がない事と1人でいる事が必ずしも孤独だと限らない、と思うからだ。

誰かと過ごす事が億劫な時もあるし、気兼ねせずにサッサと食事をしたい、というのもあるだろう。


けれども、そうったせつない感情を持っている人というのはなんだかピュアで素直な種類の人種という気がして、私にはなんだか居心地が悪い。それでいて、なんか眩しい感じがしたりするのだ。



れんげ